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鏡に映して・分水嶺に咲く花

いつも、お読みいただき有難うございます。目を閉じて見えるもの。著作権は私(阜可 忠:藍の波及び芦野往人)にあります。掲載内容の変更、および全容の削除などをご了承なく行うことがあります。ご了解をお願いいたします。

雪野

雪野



 
 
同行者はいない
 
勝手に出かけたまま帰らない
 
夜行列車の夜は雪野を走る
 
 
雪の金沢
 
風の東尋坊
 
張りつめた永平寺の回廊
 
若い修行僧の声明
 
 
独り旅に冬は相応しい
 
雪をかぶり風にさらし
 
しみる革靴の情けなく
 
 
発作的に街を離れて
 
車窓の向こうに剥がれ行く灯り
 
同行者はいない
 
若い頃に旅をした記憶のこり
 
雪野をひた走る今も



 
 
阜可 忠
 
平成二十七年十一月二十八日
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  1. 2015/11/28(土) 10:56:31|
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