FC2ブログ

鏡に映して・分水嶺に咲く花

いつも、お読みいただき有難うございます。目を閉じて見えるもの。著作権は私(阜可 忠:藍の波及び芦野往人)にあります。掲載内容の変更、および全容の削除などをご了承なく行うことがあります。ご了解をお願いいたします。

蓼科は今も

蓼科は今も









辿り切れない友を訪ねる

八島湿原を抜け

蓼科山の道すがら

君たち二人は僕らを置いて

はるか向こうまで行って仕舞った

友と山を語ることは出来ない


僕は君の初めての山歩きを気遣っていた

稜線の空は何処までも蒼い

路傍の草に腰を下ろして君は呟いた

ああ 碧い蒼空だわ

わたしの故郷の空と同じ色

あの薄紫に霞むところ

ねえ あのあたりが阿蘇

僕はどんな顔でどう応えたのか

今となっては思い出せない

ただ あの蓼科の澄んだ空を思い出す

夜の星の多さに息を飲んでいたことも







藍の波

平成三十年八月二十九日
スポンサーサイト
  1. 2018/08/29(水) 19:11:14|
  2. | コメント:0
<<秋待 | ホーム | 蓼科は今も>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する