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鏡に映して

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女嫌い

女嫌い










手先の器用な友人

骨董市に不似合いな店を出す

骨色の流木を並べている

手作りのナイフや木工品

東南アジアの水牛の角細工

並べ方で生真面目さが解る


おんなはきらいだ

平気で嘘ばかり

そう言い切る彼は真顔だ

過去にどんな女性と恋に堕ちたのか

その結末は言わなくても解る


小枝にのこぎりを入れながら

おんなは嫌いだと言う

それは 好きだということに違いない

それでも女は可愛くないかと言うと

いいや どうにもこうにも嫌いだ

彼は挑む様な眼をして私をにらんだ


雨の夜にふと彼の言葉を反芻する

あれから随分とたった今

ああは言ったものの解るような気がする

言ってみたい言葉かもしれないと











藍の波

平成三十年六月二十三日
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  1. 2018/06/23(土) 20:51:29|
  2. | コメント:0
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