FC2ブログ

鏡に映して

いつも、お読みいただき有難うございます。目を閉じて見えるもの。著作権は私(藍の波及び芦野往人)にあります。掲載内容の変更、および全容の削除などをご了承なく行うことがあります。ご了解をお願いいたします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

名簿

名簿










返送された葉書が語っている

赤いスタンプのあて先不明

何処かで元気でいるなら其れで良い

移動先も知らせず行ったやつ

あれから何年たっただろう

栗くり坊主の顔のまま

おかっぱ頭やおさげ髪

あのときあの姿そのままに

あれからどうしているだろうか

名前の上にチェックして

一人ひとりと話をする

白髪にならず禿もせず

あれからの事を訊いてくる

私を見ながらはしゃいで笑う

「歳を取ったなあ」と


相変わらず私は名簿の整理

二本線で消せない君の名前

彼の岸に旅だったとしても

来年もその次も名簿に残しておく

君は小さな声で詫びている

「すまないなあ」とひとこと







芦野往人
平成二十八年九月六日
スポンサーサイト
  1. 2016/11/15(火) 08:09:34|
  2. | コメント:0
<<墓名詩 | ホーム | 夜と朝と>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。