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鏡に映して・分水嶺に咲く花

いつも、お読みいただき有難うございます。目を閉じて見えるもの。著作権は私(阜可 忠:藍の波及び芦野往人)にあります。掲載内容の変更、および全容の削除などをご了承なく行うことがあります。ご了解をお願いいたします。

そら

そら










雨の墜ちてこないうちに旅に出る

数えるほどの時間を懐に入れて

予定の無い旅に出る

八ヶ岳を遠く近くゆく


稜線をたどれば指先が碧くなる

「阿蘇の空に似ている」君は掴もうとする

逆光が髪を解いて煌めいている


君の故郷の空は丸くて大きい

私は小さな四角い都会の空を見ていた

不細工に纏まった小さな空

それでも掛け替えのない私の空だ


旅に出た筈なのにこの蒼空を抱かれてしまう

私に似合うのは此処

数えるほどの時間を君の為に



芦野往人

平成二十八年九月四日
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  1. 2016/11/14(月) 08:32:50|
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