鏡に映して

いつも、お読みいただき有難うございます。目を閉じて見えるもの。著作権は私(藍の波及び芦野往人)にあります。掲載内容の変更、および全容の削除などをご了承なく行うことがあります。ご了解をお願いいたします。

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閻魔様

閻魔様









地獄で閻魔様の裁きに身を置いた

その声は裕次郎の歌のようで

優しささえ感じられる

地獄の検事の甲高い声を制して

閻魔様は形相だけは凄まじく

私の過去をつぶさに読んだ

やり残したことは無さそうだな

特に悪い性癖も無い

そして厳かに判定を読み上げる

やり残したことがあるのは一番の罪

やり残したことは無いと言うがのう

お前の心底にある想いの深さは地獄より暗い

その限りない暗さが眩しくてならぬ

地獄には置いておけない 追放である

現世の修業を励んで白い百合を手にして

何処にでも行くがよい

二度と地獄の門を叩くことは許さず

おぼれ気に裕次郎の歌がきこえていた

















芦野往人

平成二十八年七月三十日
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  1. 2016/07/30(土) 04:47:34|
  2. | コメント:2
<<白い薔薇 | ホーム | 存在>>

コメント

お、今日のはちょっと変わってますね。
詩というより、超短編小説みたいです。
その限りない暗さが眩しくてならぬ。
地獄には置いておけない、ですか。
閻魔様に裕次郎の声を聴くというのが
面白いと思いました。
  1. 2016/07/31(日) 08:46:17 |
  2. URL |
  3. ☆バーソ☆ #IGPPA7yY
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

> お、今日のはちょっと変わってますね。
> 詩というより、超短編小説みたいです。
> その限りない暗さが眩しくてならぬ。
> 地獄には置いておけない、ですか。
> 閻魔様に裕次郎の声を聴くというのが
> 面白いと思いました。

おはようございます。

じつはこのようなものはいつも頭の中にあるのですが、難しく日の目を見るのは極まれな事です。
書いていると想像の触手がどこまでも伸びて楽しくなります。
そんな趣が少しでも感じて頂ければ嬉しいと思います。
有難うございます。
  1. 2016/08/01(月) 09:33:47 |
  2. URL |
  3. 芦野往人 #-
  4. [ 編集 ]

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