鏡に映して

いつも、お読みいただき有難うございます。目を閉じて見えるもの。著作権は私(藍の波及び芦野往人)にあります。掲載内容の変更、および全容の削除などをご了承なく行うことがあります。ご了解をお願いいたします。

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巴里逍遥

巴里逍遥









美術館を出てセーヌ沿いに歩く

板張りの人の為だけの橋

コツコツと不器用な音がする

背を丸めると傷心の旅の様で

振り切って川の行方を眺める

印象派の絵のような馴染むひかり

あれは遊覧船か水上バスか

日のひかりを拾っては波に落す

手を大きく振るのは異国の人

抱きしめたいような懐かしさ

ああ 此処は巴里なのだ

彫像の上をカモメが飛び交っている

僕は間違いなく巴里にいたのだ 数日は






ashinoyukito

平成二十九年一月十二日
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  1. 2017/01/13(金) 02:39:38|
  2. | コメント:0

巴里宵記

巴里宵記









カフェーなのか

呑み屋なのか

店先の歩道に席をしつらえ

透明な囲いのレストラン

食事をしたりワインを愉しんだり

ビールを飲む人達もいる

綺麗な指が優雅に動く

黒い帽子とコートを取って

会話に色を添える女性

ああ 解っている

喧騒の中に感じる静寂な宵

シャンソンが聴こえて来るような








ashinoyukito

平成二十九年一月十一日
  1. 2017/01/13(金) 02:35:34|
  2. | コメント:0

巴里黄昏

巴里黄昏









ルーブルの王冠の中に迷い

疲れ切って地下鉄の階段を登り

暮なんとする街に出る


風のない不思議な時を歩き

ホテルの回転ドアーに足を進める

不思議なほどにいつも不安で

躊躇いながら牛のように歩く


旧い小さなエレベータの扉

磨きこめられた歴史の大きな音

これこそが巴里なのだ

数えきれない人の心を今も運んでいる


ベランダの鋳物製の手すり

黒く光り触れる事を拒む

大きな扉のカーテンの隙間

少しだけ指で拡げてがみると

ゆっくりと時が逆走しているようだ

広くなった額と白髪のわたし


こころだけが置き去りにされて

ここに君がいないことに気が付いた

随分昔からここで待っているようで

意味のない時間を過ごして来たものだ

部屋灯を弾くと大切な今に自分が戻る






阜可 忠

平成二十九年一月十一日
  1. 2017/01/12(木) 02:00:34|
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巴里は巴里

巴里は巴里









ひかり玉がはじけて八方に散る

巴里の交差点は放射状に誘う

どの道を選んでも巴里は巴里

しっとりと息をする石造りの街

変わりようもなく過ぎていく

何処を訪ねても巴里は巴里

こころは巴里色に染まって行く




芦野往人

平成二十九年一月十日
  1. 2017/01/10(火) 23:25:39|
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巴里の目覚め

巴里の目覚め









巴里の朝はゆっくりと明ける

冬雲を抜けてくる薄いひかり

灰色薔薇がようやく見える頃

朝は物憂げに目を覚ます

向かいのオフイス灯が点る

一つ二つとクロスワードの窓

初めての巴里に言葉を嵌めていく





芦野往人


平成二十九年一月九日
  1. 2017/01/09(月) 23:13:54|
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謹賀新年

謹賀新年









昨年は大変お世話になり有難うございます
本年もよろしくお願いいたします

                     元旦



1月9日よりブログを再開する予定です。
宜しくお願いいたします。



芦野往人
  1. 2017/01/01(日) 02:23:49|
  2. | コメント:2
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