鏡に映して

いつも、お読みいただき有難うございます。目を閉じて見えるもの。著作権は私(藍の波及び芦野往人)にあります。掲載内容の変更、および全容の削除などをご了承なく行うことがあります。ご了解をお願いいたします。

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お知らせ。

おしらせ。
これから弘前、角館と桜を追いかけて出かけます。
ぎりぎり桜に間に合うと良いのですが。
帰宅は30日おそくになります。
従って、
ブログは小休止。 ご了承ください。
それでは、出発します。
いってまいります。  

                           芦野往人

平成二十七年四月二十七日
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  1. 2015/04/27(月) 04:36:10|
  2. | コメント:0

はるひらら

はるひらら









ひらはら ひらはら

さくら ひらはらかぜにまう

ひらはら ひらはらり

みなもに うかぶはなのふね


ひらはらひらはら 

ちょう ひらはらかぜにまう

ひらはら ひらはらり

そらに うかぶほかけぶね


ひらはら ひらはら

さくらも ちょうもかぜにまう

ひらはら ひらはらり

どこもかしこも はるひらら








芦野往人

平成二十七年四月二十三日
  1. 2015/04/23(木) 19:11:53|
  2. | コメント:0

馬の群れ

馬の群れ









思わず居眠りが出そうな

春の草原に馬の群れ

陽炎のなか山もゆらゆら

ひとみに蒼空を映して

あなたは雲のゴンドラに揺れる

八ヶ岳の残雪の峰をゆけば

故郷の蒼空に似ているという

紫にけむる阿蘇の蒼空に






芦野往人

平成二十七年四月二十一日
  1. 2015/04/21(火) 08:29:13|
  2. | コメント:0

恋花

恋花









触れて乱れる恋花の

墜ちるところは魅寥(みりょう)果てか

触れてはならない恋花は

墜ちる椿の朽ちるまま

命の小枝に燃えさかる

触れてはいけない恋花は

妖炎に包まれても

なお咲き続ける胸の内




芦野往人

平成二十七年四月二十日
  1. 2015/04/20(月) 21:26:06|
  2. | コメント:0

時を待つ

時を待つ









季節を繋ぐ雨が降る

春から夏に時は移ろうとする

薔薇の蕾はようやく膨らみはじめ

薄目あけてあなたは目覚める

熱い想いを閉じ込めてあなたは

季節を告げる雨を受けている

時が来れば逢えると信じて






芦野往人

平成二十七年四月二十日
  1. 2015/04/20(月) 10:58:54|
  2. | コメント:0

小さな手

小さな手









おまえが心に満ちてくる

片言がいっぱしの言葉になり

繋いだ手を振りほどき駆けまわる

腰を折り曲げて小さな花を覗きこむ

おまえが心に満ちてくる

かけがえのないおまえの所作

小さな手で私の心をわしづかみ



芦野往人

平成二十七年四月十八日
  1. 2015/04/18(土) 09:48:12|
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希望

希望








希望と書いて思考が停止した

今さら何をと言って嗤う自分

永いこと生きてきて

ずいぶん希望を浪費したから

いまは探すのに手間がかかる

些細なことにも目を転じて

希望に色をつけてみたい

仕舞ったままの絵具を絞って




芦野往人

平成二十七年四月十八日
  1. 2015/04/18(土) 00:03:35|
  2. | コメント:0

源流

源流









あなたの想いにありがとう

成就しない想いのあちらこちら

滔々と流れる心の中の河

一滴の雨が分水嶺を下り

枯れかけた花を蘇らす

あなたとの出会いが詩の源流

時は揺るぎなく過ぎてゆく

ありがとう 私の人生に




芦野往人

平成二十七年四月十七日
  1. 2015/04/17(金) 04:40:13|
  2. | コメント:0

全ての思い

全ての思い









あの海の彼方に

あの雲の下に

あの街路樹の下に

薔薇の咲き誇るもとで

あなたは懐かしい息をしている

私の知らない街で笑っている

行ってみたいなあ誰にも言わず

あの部分だけ切り取って

掠め取ってきたいと思う

ぼくの心の形が崩壊しないうちに

ぼくの命が此処にいる間に

僕のすべての思い


また妄想が悲しげに首を振る






芦野往人

平成二十七年月十五日


  1. 2015/04/15(水) 06:29:46|
  2. | コメント:0

雨の東京駅

雨の東京駅







やっと着いたよ雨の中

昔の姿はとうになく

刻んだ記憶が痛みだす

いまも胸に突き刺さる

想い鋭い鏃となって

こころの奥を血で染める

雨よ降れふれ狂い雨

雨に流れて消えて仕舞え

東京駅を激しく叩く雨




芦野往人

平成二十七年四月十四日
  1. 2015/04/14(火) 09:24:28|
  2. | コメント:0

未完方程式

未完方程式









別れるための出会いは

結実しない桜に似て

甘い香りのみ残し

未完の隘路を探る


触れればこぼれ

触れなければすれ違う

ひととき幻想に狂い

訪れる葛藤の日々

どれだけの価値がどこに


路傍の石を蹴るような

ありふれた出逢いであっても

生まれてきた価値を教える

未完方程式の正解として



芦野往人

平成二十七年四月十二日
  1. 2015/04/12(日) 00:30:54|
  2. | コメント:0

あなたは帰る

あなたは帰る









季節返しの雨が降る

春が逃げていく  ひと雨ごとに

桜歩道の影が肩を落としている

あなたの足音が遠ざかる

不忍池の鯉が背びれを濡らす

幾つも生まれて消える波紋

こんな雨にあなたは帰る

水面に花びらひとつ落として




ashinoyukito

平成二十七年四月十一日
  1. 2015/04/11(土) 06:43:40|
  2. | コメント:0

とろり

とろり









とろりとろける春の宵

行き交う人もとろとろり

花のにおいもとろりととけて

戻り寒さに息を吹く

冷たい指に頬あてて

とろりとろける春の恋



芦野往人

平成二十七年四月十日
  1. 2015/04/10(金) 10:59:39|
  2. | コメント:0

愁い雨

愁い雨









冷たすぎる今日の雨

何処に潜んでいたのか

花の影に息をひそめて

冬の名残を摘んできた

ビルのあいだに吹く風は

小雪まじりの雨となる

煩悩に愁いの重ね着

やっと迎えた春の陽を

鉛の芯に閉じ込める


この雨にじっと耐えて

こころに澱む憂い事を流す



芦野往人

平成二十七年四月八日
  1. 2015/04/08(水) 21:30:38|
  2. | コメント:2

雨蕾

雨蕾










冷たい雨がそぼ降る朝は

肩を濡らして薔薇の幼い蕾

痛いくらいに雨が刺さる

いまさら冬に戻るわけも無く

あなたの蒼空に咲くを待つ

恋うてやまない雨の朝



芦野往人

平成二十七年四月八日
  1. 2015/04/08(水) 10:31:17|
  2. | コメント:0

日常

日常









重なることのない日々の営み

本当なら此処に君がいて

おでこに付いた花びらを笑ったり

尽きない話をしていただろう

あの日から君は花に紛れて

重なることのない日常へ







asinoyukito

平成二十七年四月七日
  1. 2015/04/07(火) 01:36:46|
  2. | コメント:0

夜に舞う

夜に舞う









寝付かれない夜は桜に心迷わせる

痛みの訳を話せば他愛無く

夜の噂にもならず花に嗤う

時が全てを薄めると人のいう


芯の部分だけが凝縮して

いつか鋭い結晶の刃物になって

こころを薄くそいでは闇におとす

寝付かれない夜のはなびらふらり



芦野往人

平成二十七年四月三日
  1. 2015/04/03(金) 01:12:53|
  2. | コメント:0

琥珀の海

琥珀の海









飴色のカウンタ―に肘をついて

旧い友から離れて独り琥珀を揺らす

花を待たずお前は逝ったのに

眩しい春の逆光にお前が見えてこない

琥珀の波に花びらを浮かべて

小さな帆に息を吹きかけ滑らせる

そんな孤独の日々をお前と分かち

彼の地のお前の振るえる心をみている

あの誇らしげな春の日は様変わりして

お前の涙が琥珀の海に溶けて行く

戻ることのないお前のいのち

琥珀の海はいつまでもゆれている


お前の好きな四季を聴いている




芦野往人

平成二十七年四月朔日
  1. 2015/04/01(水) 22:24:58|
  2. | コメント:0
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