鏡に映して

いつも、お読みいただき有難うございます。目を閉じて見えるもの。著作権は私(藍の波及び芦野往人)にあります。掲載内容の変更、および全容の削除などをご了承なく行うことがあります。ご了解をお願いいたします。

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御嶽山

御嶽山












怒りを鎮めよ

彩衣纏う山姿

厳格なおやじよ

慕う山人を灰に埋めるな

偉大さは誰も認めるところ


畏怖する山人を許せ

岩の礫で打つを止めよ

熱ガスで肺を焼くな


怒りを鎮めよ

崇める山人に免じて

尊大なおやじよ

小さな命を許せ

どうか 怒りを鎮めよ

どうか 怒りを鎮めよ

怒りを鎮めよと祈り捧げる







芦野往人

平成二十六年九月三十日
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  1. 2014/09/30(火) 09:41:17|
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秋に酔う

秋に酔う









旧友と酒を酌み交わす

秋の夜宴とは程遠く

風流ともみえない酒宴

落葉の細枝に月の光

ポロロと滑り来る音

背中に清澄のしのび花の香

記憶の中の恋心を呼び冷まし

秋に酔う過ぎた日々を肴に



ashinoyukito


平成二十六年九月二十八日
  1. 2014/09/28(日) 01:43:30|
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想秋

想秋










柿の葉は緑のカーテン

秋になると窓が開かれる

空が日に日に広がって

朝の光がゆっくり降りてくる

色染めて葉がはらり

爽やかな風に誘われる






asihinoyukito


平成二十六年九月二十五日
  1. 2014/09/25(木) 03:10:05|
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時を経て

時を経て









秒針をたどることは叶わず

意味のあろうはずもなく

幾多の日々が過ぎていく

時を経て若い頃はとか

思春期や青春時代とか

振り返ることが似合う歳になった

出会いがなければ灰色のキャンバス

ああ あの頃の全てが愛しい

その言葉が似合う歳になった

今の私がここにあるために






芦野往人

平成二十六年九月二十日

  1. 2014/09/20(土) 19:21:51|
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日常の花

日常の花











さり気なく浮かぶ日常の花

深まる季節に指を染めて

息をする日常の花

時を冷まして庭に咲く

遠い日のすべてを含み

色を薄め色を重ねる

加筆出来ない日常の花




ashinoyukito

平成二十六年九月十七日
  1. 2014/09/17(水) 10:36:18|
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九月の雨

九月の雨













誰に告げるでもなく

わたしを嘆きの海に押し流す

抱かれながらさよなら言って

九月の雨に消えてゆく

引き留める言葉も術もなく

この世に生まれた事さえ恨んでいた

此の胸に突き刺さる雨の音

気が付けば遠く向こうに

しっとりと雨暮の街並み












ashinoyukito

平成二十六年九月十六日


  1. 2014/09/16(火) 23:04:47|
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幸不幸

幸不幸












その人と出逢い

想いが深ければ

仕合わせの時に酔う

心は水面を流れる小舟

想い重ければ

葛藤の波間に沈む


確かめたくなる永遠

無から生じ無に帰る



相対的な幸せを求めて

花は花になる必然性

人は人となる所以

零れそうな幽かなを繋いで

語り継ぐ者もなく

幸不幸を読み解く者もいない




ashinoyukito

平成二十六年九月十六日
  1. 2014/09/16(火) 02:30:21|
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刺青

刺青






ペン跡が消えない

心に刺した藍のはな

時を吸って色鮮やかに

雄蕊に目の覚めるような朱をいれる

心の痛さは刺青針

中秋の名月に色を刺して

朱の花を浮かべてみようか










芦野往人

平成二十六年九月十三日
  1. 2014/09/13(土) 02:11:34|
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荒天一過

荒天一過









がたぴし地団太踏んで

天から堕ちてくる

恨み言など意に介さず

耳を貫く罵詈雑言

天地裏返して見せつける

恐れ慄きひれ伏して過ぎるを待つ



それにしても爪の鋭きこと

呆れるほどにこの青空









asinoyukito

平成二十六年九月十一日

テーマ:詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2014/09/11(木) 19:22:02|
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風切羽

風切羽











闇を裂く鳥の声

夜の長さに怯えたか

夢の続きを恐れたか

夜明けを待てず飛翔する

闇を裂く鳥の音

此処にいると知らせたか

風切羽を滑らせる





芦野往人

平成二十六年九月六日
  1. 2014/09/06(土) 19:16:11|
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くすり

くすり










白い丸薬が堕ちる

気配でわかる

時を切るおとがする

燃えた夏が分別つけて

未練の涙で空を覆う

何度か繰り返すこんなやり取り

さて これからどうする

白い丸薬の納まるところ




芦野往人

平成二十六年九月三日
  1. 2014/09/03(水) 06:44:52|
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