鏡に映して

いつも、お読みいただき有難うございます。目を閉じて見えるもの。著作権は私(藍の波及び芦野往人)にあります。掲載内容の変更、および全容の削除などをご了承なく行うことがあります。ご了解をお願いいたします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

 梅小紋

梅小紋









梅一輪あればよい

そらが透けて降りてくる

花の匂いを絡ませる


江古田の小さな梅林を

そぞろ歩いた梅小紋

袂に匂いを絡ませて





      ブロ友、kizさんの写真に誘われて
           
        
               藍の波
              

              平成二十六年一月三十一日
スポンサーサイト
  1. 2014/01/31(金) 10:28:02|
  2. | コメント:0

 荼毘

 荼毘









時は今日も夜を跨いで

先へと急いで回る

時は浅草の人力車

止まるのは死ぬとき

生まれ音コチとしてから

夕陽を追いかけたり

鉄塔の影を弾いたり

人を死ぬほど好きになったり

荼毘にふせば想いはどうなる


こちとら江戸っ子でえ

見事やかれてやらあ






         藍の波


         平成二十六年一月三十一日
  1. 2014/01/31(金) 01:31:31|
  2. | コメント:2

 天狼-2

 天狼-2









誇り高く天頂にのぼる

地上にひかりを落とし

繰り返す人の愚かさを哭く

悲しむべきは人の性

天狼のなみだ煌々と

あふれ零れて孤高をゆく




           藍の波


          平成二十六年一月三十一日



  1. 2014/01/31(金) 00:05:11|
  2. | コメント:0

 天狼-1

 天狼 -1










誇り高く天頂にのぼる

地上にひかりを落とし

繰り返す人の愚かさを哂う

天狼は自らを照らし

誇り高く天頂にのぼる







           藍の波

          平成二十六年一月三十日




  1. 2014/01/30(木) 23:44:52|
  2. | コメント:0

 恥じらい

 恥じらい










薔薇の芽のふくらみ

辺りを窺う恥じらい

優しくあれ赤子の様に

初めての出会い

思いやりにあふれ

慈しむ心をもって

臆病な眼差しに寄り添う

時は過ぎ一月も末となりて





          藍の波

        平成二十六年一月三十日
  1. 2014/01/30(木) 12:39:05|
  2. | コメント:2

 献本 (納本)

 献本 (納本)










国立国会図書館は昔の儘に

幽かに空気が流れている

読書人の静かなたたずまい


分水嶺と書いて献本の手続き

蔵書として永久保管されるという

全国に配信されることになる

読まれる事は多分ないであろうが

詩人として名が残るわけでもないが


其れでもよい 其れでいいのだ

あなたは私の詩人だと言いおいて

去った人に今こそ言える

あなたは詩人と恋に堕ちたと

献本がその証になる筈だろう

例えあなたが気付かなくても






  私事なのですが、私には大切な記録として。


           阜可 忠

        平成二十六年一月二十九日
.
  1. 2014/01/29(水) 21:35:16|
  2. | コメント:0

 春待ち花

 春待ち花









尖り荒ぶ風の中

薔薇の芽がほのかに暖かい

秘められた想いを包みこむ様に

春の足音はまだ凍てついて

身を絞めつけても

こころは折れない

花の季節をあなたに告げる



           藍の波

          平成二十六年一月二十九日
  1. 2014/01/29(水) 07:52:41|
  2. | コメント:2

 詩雑感

 詩雑感








咲いている花だけでは

野原は広がって行かない

幸せだらけの人生に

佳い詩は生まれない

歯の浮くような言葉は詩に成り得ず

美しい花を美しいと言葉にする

人を恋することを切ないと言う

コマ切れの文字は記号と化す

詩の要素には程遠い


詩はイメージの構築

詩は表現の独創性

詩の源流に流れる哀しみを経て

普遍の詩と成り得る





最近、詩について考えることが多い。

ただ思ったことをたれながすだけで、

論理的にはまとまっていない。

そこのところ、お含みおきください。

                 藍の波

                平成二十六年一月二十八日

  1. 2014/01/28(火) 23:40:29|
  2. | コメント:0

 蛍火

 蛍火










心の傷を抱いて夜行急行に

銀河を抜けて多分此処は田園か

窓に残る泣き顔に

心を揺らす青い灯よ

遠くに灯る蛍火が

取り返しのつかなさ突きつける

詩とは何か愛とは何か

若さの故の堂々巡り

東京へひた走る傷こころ








胸の内にくすぶるもの。

こうして詩にすれば演歌だと笑われる。







          藍の波

         平成二十六年一月二十八日


















  1. 2014/01/28(火) 23:07:11|
  2. | コメント:0

 夢幻

 夢幻










海になる 蒼穹になる

どんなものにもなる

言葉を繋いで夢幻に遊ぶ

見えない星にだってなれる

限りのない可能性

湧き上がるイメージを高く

レゴのように組み立てる






            藍の波


           平成二十六年一月二十七日


  1. 2014/01/28(火) 00:07:26|
  2. | コメント:0

 匂い花

 匂い花









寂しい心に寄り添うて

温みを束ねる匂い花

悪い夢なら佳い夢に

辛い涙を拭きとって

あなたの心の隙間にも

わたしの心の深くまで

匂いをこぼす永久の花




        藍の波
        

       平成二十六年一月二十七日


  1. 2014/01/27(月) 17:55:52|
  2. | コメント:0

 雲の歌声

 雲の歌声











あれは蒼穹を行く雲の歌声

冬の澄んだ空気を吹いて

傷ついたままの心を繕う

雲の糸の流れ音

あなたの心の奥深くまで癒して

もう飛べるよ 此処まで飛べるよ

澄んだ蒼穹の空気の囁き

あなたの為の雲の歌声





           藍の波


         平成二十六年一月二十六日
  1. 2014/01/26(日) 17:26:35|
  2. | コメント:0

 日常

 日常









何が哀しくて哭くのか

何が嬉しくて泣くのか

何が哀しくて嗤うのか

何が嬉しくて笑うのか

何の躊躇もなく時は過ぎ

新しい季節に身を委ねる

有限の命とはそういうもの


          






         藍の波


       平成二十六年一月二十六日



  1. 2014/01/26(日) 07:28:47|
  2. | コメント:1

 変貌する街

 変貌する街











三宅坂をだらりくだる

変貌した都会の冬空

ビルの間に刻みこまれて

嵌め画のように軋んでいる

季節を忘れる都会の陽だまり

冬鳥が線を曳いている

大きな石垣に歴史がとまる

丸い蒼穹を仰いで私は歩む






           藍の波


         平成二十六年一月二十五日


  1. 2014/01/25(土) 06:20:18|
  2. | コメント:0

 雪明かり

 雪明かり










雪明かりかき消して

そとは吹きすさぶ

こころ妖しく乱れて

糸の行方を手繰る


愛した人はひとり

その心に住まうもの

えいえんの恋心

ふたたびの雪明かり




         藍の波


        平成二十六年一月二十四日


  1. 2014/01/24(金) 03:37:12|
  2. | コメント:0

 蒼穹の匂い

 蒼穹の匂い











朝が始まる少し前

ひとの気配して

そっと目を開く

瞼の音で崩れそうな時間

幽かな声が消えさらないか

何十年も前から振るえる空気

声を聴くために眠り

声を聴いて目覚める

貼りついた記憶の壁紙

生き続ける命の勘違い

さり気ない言葉が窓を開ける

蒼穹の匂いが拡がってくる朝







              藍の蒼空


            平成二十六年一月二十三日



  1. 2014/01/23(木) 08:57:31|
  2. | コメント:0

 冬の雨

 冬の雨










雪の予報が外れて雨になり

夜の静寂を連れてくる

穏やかに過ぎる時の合間に

昔の恋をなぞる別れ歌ながれ

妖しく波を打つ厄介な心詩

良いことばかりが浮かんできて

雨に合わせて口ずさんだりする

平らかに心を鎮めてみせる

               平成二十六年一月二十二日
  1. 2014/01/22(水) 01:26:28|
  2. | コメント:2

 おはよう

 おはよう








ガラスを透る陽のひかり

朝の挨拶が匂いくる

おはよう お目覚めですね

今朝も蒼穹は晴れ渡り

ひかりを束ねた花の色とりどり

ガラスの花瓶に活けていく

あなたの声が透けてくる

想いを馳せる珈琲のかおり





          藍の波



        平成二十六年一月二十一日


  1. 2014/01/21(火) 09:34:36|
  2. | コメント:0

 雪の花

 雪の花









闇を降りてくる哀しみ

指で穿った涙穴あらわに

足跡を吹きならす地吹雪

今宵 夜叉の雪あらし

暴くだけ暴いて夜を抜ける

明日は哀しみ忘れて

雪の花となって舞える





           藍の波

          平成二十六年一月二十日


  1. 2014/01/20(月) 13:58:04|
  2. | コメント:0

 小雪舞う

 小雪舞う









冬の天使は北生まれ

冷たい風にあおられる

薄いはねの雪もよう

風に乗せた白い息

小雪がはらはら舞い降りる

白い天使が街を包むころ

うたた寝こたつの夜が来る






         藍の波

        平成二十五年一月十八日




  1. 2014/01/18(土) 18:04:09|
  2. | コメント:2

 幸

 幸









足元にあるはずだって

触れた指の先にとまるって

睫毛の先の天使たち

哀しみいろを拭きとって

蜂蜜の涙をながすから

ガラスの小瓶に導いて

銀の蓋と絹の糸

このまま涙が散らないように




          藍の波

         平成二十六年一月十八日


  1. 2014/01/18(土) 09:09:30|
  2. | コメント:0

 BGM

 BGM









行き場のない私は此処に来る

張り裂けそうな自分を棄てに来る

はやる心を抱えて飛び立とうとする

寝ているわけにはいかない

一日一時間も無駄には出来ない

書き留める事が山ほどあるから

BGMの第九にこころふるえて

文字が揺れてかすんでいく







           
            藍の波
  

          平成二十六年一月十七日
  1. 2014/01/17(金) 21:59:56|
  2. | コメント:2

 体調

 体調












体調が悪いと

からっきし意気地がなくなる

詩の言葉の一つも浮かんでこない

考える事と言えば愚にもつかないことばかり



纏まらないまま想いは太古の昔へ

化石となった私を探していた

そこここの痕跡が今を暗示している

井戸のお月様が瞬きもせずに



手探りで明日をのぞいていてみた

煙突の輪っか一杯にお月様

それを見ている覚めた私がいる

静寂の中に愛憎も哀惜もそのままに









体調が戻りましたら皆様のブログにお邪魔します。



お休みなさい。







              藍の波



平成二十六年一月十六日
  1. 2014/01/16(木) 20:02:50|
  2. | コメント:0

 恋文

 恋文










人影まばらな薔薇園

冬剪定の乾いた音

握りしめた皴紙の花びら

干からびて忘れられた恋文

誇り高く咲いた薔薇の記憶

私は憐情をもって鋏を入れる

今は眠れ芽吹きの季節まで







           藍の波

          平成二十五年一月十三日


  1. 2014/01/14(火) 00:04:49|
  2. | コメント:0

 君の蒼空

 君の蒼空











君の蒼空を見たよ

清らかな冬を感じて来たよ


君の蒼空を見たよ

雲のちぎり絵みたよ

後戻りしたり進んだり

君の似顔絵描くのは誰

風が下手だって笑っている





          藍の波

         平成二十六年一月十二日

  1. 2014/01/12(日) 11:45:43|
  2. | コメント:2

 眠れる美女

 眠れる美女









柱時計が動き出す

荒ぶれた心鎮めて

凍りついた時間を融かすように

あなたの寝息を数えている

距離よりはるかに遠く離れて

目覚めて知るまぼろし






            藍の波

           平成二十六年一月十一日

  1. 2014/01/11(土) 23:15:15|
  2. | コメント:0

 連鶴

 連鶴









連鶴を折る

頭に紅をのせて

雪の中に放つ

翼を繋ぎ啼き交わし

海峡を越えていく

荒波は吹雪のなか

想いを確かめる声は

折って放した連鶴




         藍の波

        平成二十六年一月十日



  1. 2014/01/10(金) 22:05:35|
  2. | コメント:0

 愛

 愛










愛の言葉を知らない

愛を見たことがない

薔薇の蕾に包みこまれ

秘められている

あれが愛の匂いか

確かめる術もなく

まやかしの深淵に溺れる





          藍の波

         平成二十六年一月十日

  1. 2014/01/10(金) 13:50:12|
  2. | コメント:0

 赤い花

 赤い花









想いが脈打って眠りを覚ます

朝方の雨残り悩ましく

虚ろなこころを叩く

あれはまさか夢と問う

みごと咲き乱れて雪の野を

想いが脈打って赤い花の流れる

あれは確かな夢と応える





          藍の波

         平成二十六年一月九日
  1. 2014/01/09(木) 22:08:49|
  2. | コメント:0

 友に

 友に











友に言い置くことがある

若い頃のように深く見つめて

自分を奮い立たせてくれ

漱石を読み谷崎を語る

村野四郎の詩を教える

お前の冷静な読み解き

お前の文章が輝いていた時


友に言い置くことがある

若い頃の夢を思い起せよ

書き貯めた大学ノートを仕上げて

世に問うて私の先を歩め

残りの人生の全てを賭けて

かっての熱い言葉で吠えよ

お前という作品を書き上げよ







          藍の波

         平成二十六年一月八日


  1. 2014/01/08(水) 22:54:58|
  2. | コメント:4
次のページ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。