鏡に映して

いつも、お読みいただき有難うございます。目を閉じて見えるもの。著作権は私(藍の波及び芦野往人)にあります。掲載内容の変更、および全容の削除などをご了承なく行うことがあります。ご了解をお願いいたします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

 感謝の言葉をあなたに

 感謝の言葉をあなたに










年末の気ぜわしい時間の合間

足元の寒さが上がってくる夜

背中にストーブを背負って

好きな楽曲を聴く憩うひととき

病を患い傷心を掬い上げた楽曲

いま再び目を閉じて聴けば

一年の時が穏やかに頭をよぎる

愚痴のような詩を読んで下さった人

挫けそうなこころに沁みこむコメント

感謝しても感謝し切れる筈も無く

こうして心安らかに憩うとき

読んで下さったあなたの幸せを祈ります

佳き新年があなたに訪れる事を祈ります






               藍の波


              平成二十五年十二月三十日

スポンサーサイト
  1. 2013/12/30(月) 21:27:54|
  2. | コメント:2

 暮に

 暮に










あなたの癖をまねてみる

あなたの訛りまねてみる

あなたの所作をまねてみる

時間に埋もれて遠くなる

切れ切れ昔を綴じてみる

暮れて今年もあとわずか








           藍の波


          平成二十五年十二月二十九日



  1. 2013/12/29(日) 21:14:07|
  2. | コメント:0

 詠う

 詠う









言葉に音をそわせて

やわらかな蒼穹に放してみる

ふわり舞い上がる風船

口ずさむ即興のメロディ

近くで耳を傾けてくれる人

遠くの地で年の瀬をいそぐ人

微かでもよい 届けたいこの街から

二度と詠えない即興のうた







              藍の波


             平成二十五年十二月二十八日


  1. 2013/12/28(土) 11:36:06|
  2. | コメント:4

 エール

 エール










嘆くまい わたしの人生

手放しで喜べはしないけど

何一つ成し遂げられないとしても

良いじゃないかお前らしくて

真似のできない些細なこだわり

精一杯やってきたじゃないか

その選択に間違いはないはず

徒に時を浪費して来たとしても

春の宵に涙して

秋の宵に月を見送った

ただそれだけの事であっても

良いじゃないかお前らしくて

大地はお前に暖かい筈だから

胸を張って堕ちてゆくも一興








            藍の波


           平成二十五年十二月二十七日


  1. 2013/12/27(金) 23:50:00|
  2. | コメント:0

 いのち火

 いのち火








おまえと出逢ったその日から

おまえと別れたその日から

あおい炎がちらちらと

過ごした日々が燻って

阿蘇の中岳けむりたつ

忘れ去るのを拒んでゆれる

こころを燃やすいのち火よ

燃やしつくせ この身のこさずに







            藍の波

           平成二十五年十二月二十七日



  1. 2013/12/27(金) 21:44:30|
  2. | コメント:0

 ある日突然

 ある日突然








なぜそこに君がいたの

ほんの少し距離がずれていれば

君を誘うことは無かった

君は誘われることは無かった

互いに知らないところにいて

重なる時間はなかったのに

避けることのできない事故

苦しんでも恋に堕ちる不思議
                
埒も無いそれだけの話 





          藍の波

          平成二十五年十二月二十六日


  1. 2013/12/26(木) 03:12:41|
  2. | コメント:0

 冬装美

 冬装美









冬枯れの野にこそ

真実だけが美を放つ

花の色香にまぶされた

上辺の優しさではなく

頑固なまでの思いやり

一篇の詩の苦しみとか

抱いてきた哀しみとか

冬枯れの野に解放しては

凛として北風をまとう





          藍の波
    
         平成二十五年十二月二十五日
  1. 2013/12/25(水) 22:26:19|
  2. | コメント:0

 惑夜

 惑夜










夜の静謐は何処に

眩暈する厚化粧に泣いている

空しい涙に違いないのだが

夥しい光の粒が夜を飾りたてる

小さな街にまであふれでて

星を隠して歩く

休むところを捜せない惑い





           藍の波

          平成二十五年十二月二十四日

  1. 2013/12/24(火) 23:43:18|
  2. | コメント:2

 魔性

 魔性





心地よく奏でる白い天使たち

百合の香りを鼻先にふりまき

薔薇の花を装う


半世紀前に街の隅で出逢い

こころの核心に棘を残したまま

魔性であることに魅せられいる

恋だと愛だとう語る愚かさ

それでも愛してやまない

薔薇を抱いて待っているのだ





           藍の波


         平成二十五年十二月二十二日


  1. 2013/12/22(日) 00:42:52|
  2. | コメント:0

 珈琲にブランデー

 珈琲にブランデー









こんな冬の雨は寂しい

日暮れともなればなお

凍えた肩を抱いてと言う

心もすっかり冷え切って

錠をかけたようだ

こんな冬の雨は寂しい

珈琲にブランデーを落として

言葉を温める永い夜のために




           藍の波

          平成二十五年十二月二十日

  1. 2013/12/20(金) 22:45:43|
  2. | コメント:0

 ノスタルジア

 ノスタルジア








忘れかけていた時間

緩やかな丘に続く白い道

青い原を分けて風がゆく

草を食む放牧の牛たち


おぼろげな記憶に遊んでいる

何故に此処にいないのか君は

眼を閉じてショパンを聴く

ノスタルジアのため息





           藍の波
           

          平成二十五年十二月二十日

  1. 2013/12/20(金) 20:55:15|
  2. | コメント:0

 霧雨

 霧雨









何故と問うても君に

答えを得られる筈も無く

霧雨が髪から浸みさせる

想いよ流れ去ればいい

心から身体から

抜けて大地に棄てにいけ

戻れ出逢いの無い時に

霧雨に濡れるその前に





           藍の波

          平成二十五年十二月二十日


  1. 2013/12/20(金) 10:59:04|
  2. | コメント:0

 夜ひとり

 夜ひとり








雨の音が遠くなる

冷気が充ちる階段に

間接が痛んで哭いている


部屋の灯りとストーブと

ひざを寄せて語り合う

背中を丸める夜ひとり

ふと横切る死の影を

打ち消す冷気の白い息




           藍の波
           
          平成二十五年十二月十九日


  1. 2013/12/19(木) 11:56:47|
  2. | コメント:0

 ワルツ

 ワルツ









わたしの肩に手を添えて

軽やかにあなたは回る

微かに感じる重さに

眩暈してあなたと踊る

あなたの体温が伝わる

呼吸の音まで愛しく

ワルツを踊るあなたと

あれもあの日の夜のこと





          藍の波


         平成二十五年十二月十七日


  1. 2013/12/17(火) 22:56:51|
  2. | コメント:0

 詩うたい

 詩うたい








詩うたいがうたう

すじ雲の五線譜をたどり

虹を弾いている

染まりゆく蒼穹の碧さに

天使のハーモニーが零れて滲みる

好きな人の心に届いて響けと






             藍の波


            平成二十五年十二月十七日
  1. 2013/12/17(火) 09:44:17|
  2. | コメント:0

 障子

 障子









小さな影が動いてる

隠れたつもりが見えている


小太鼓鳴らす五本指

細い指で穴をあけて

後ろ姿で覗いている


薔薇の蕾が揺れてるね

今度来るとき咲くかしら




           藍の波

          平成二十五年十二月十七日

  1. 2013/12/17(火) 00:17:28|
  2. | コメント:0

 寒い夜

 寒い夜








こんな寒い夜は

好きな曲をかける

熱いココアの湯気を楽しむ

瞼を閉じて想いを馳せる


気配の訪れも無い部屋

軋む重い空気の音の間

すり抜けて来る想い出

向う見ずな苦い若さ

いまはこうして懐かしく





         藍の波


        平成二十五年十二月十五日


  1. 2013/12/15(日) 20:31:22|
  2. | コメント:2

 平穏

 平穏










更に月日を重ね重ねて

哀しみに悦びの色付ける

捉えれば傷ついた蝶に似て

蒼穹に放すことは出来ない


春にこころをはなち

秋に清流に流す朱の便り

悦びに喜びを浮かべて

平穏な時を生きていると





          藍の波
          

         平成二十五年十二月十五日
  1. 2013/12/15(日) 00:58:46|
  2. | コメント:0

 月光(ピアノ)

 月光(ピアノ)













もう何も手につかない



堕ちてゆく限りなく音の行くところ



恥も無く泣けてくる何故なんだ



どんどん胸の奥に堕ちてくる



虚ろな言葉は無用



文字は詩にもなれず浮遊する



伝える人も無く涙だけが零れている









            藍の波

           平成二十五年十二月十三日
  1. 2013/12/13(金) 10:24:47|
  2. | コメント:0

 信号

 信号












此の夜更け寒い街に



黄点滅の信号が浮かぶ



孤独感を闇に映し出す音



靴音が立ち止まってこつり



交差点に人の気配はなく



幻を確かめる都会の夜



黄点滅の信号の声が言う



暫くこの闇に遊べと







             阜可 忠

        

        平成二十五年十二月十三日
  1. 2013/12/13(金) 02:39:09|
  2. | コメント:2

 冬薔薇

 冬薔薇








秋を捉え損ねた薔薇ひとつ

蕾をのせてゆら ゆらり

冬の太陽が息を吹きかける

早く咲いてと囁いて

何処までも行けそうな蒼穹に

誇りを持って咲けよ 冬薔薇よ

そろそろ蕾に色染めて



                平成二十五年十二月十一日
  1. 2013/12/11(水) 23:31:29|
  2. | コメント:0

 画をかく人

 画をかく人










知りあえてよかった君と

キャンバスに色をうつす君に

つば広帽子を揺らす波風

陽射しに埋もれそうな夏の日

読みかけの本を日よけにして

わたしはうとうと眠る

波の音がわたしの詩を諳んじる

薄目をあけて君をだきしめる


冬の日はすでに傾いて

冷えた珈琲が時間を溶かしだす





           藍の波

          平成二十五年十二月十一日











  1. 2013/12/11(水) 22:11:11|
  2. | コメント:0

 堕ちる風

 堕ちる風









この風どこに堕ちてゆくのか

虫食い葉を抜けてはらり落としたり

紅葉もようの鼻緒のすあし掠めたり


この風どこに堕ちてゆくのか

夕焼けに渡り鳥そまるころ

想い孕みゆく半月に左様ならできず

胸の奥の奥まで堕ちて行く






             藍の波


            平成二十五年十二月十日
  1. 2013/12/10(火) 22:45:40|
  2. | コメント:0

 アメリカン珈琲

 アメリカン珈琲










あなたに気付かれないように

あなたの窓に入りたい

何をみて 何を感じているのか

神秘のなぞを解いてみたい

見つけたら目印を付けて

アメリカン珈琲飲んでから

気づかれないうちに窓しめて

もとの風にもどります。





          藍の波

         平成二十五年十二月十日
  1. 2013/12/10(火) 02:16:03|
  2. | コメント:0

 億星

 億星








空は海 海は蒼空

果てしない時空に

月のひかり落として

細い舟を浮かべる

あれは漁火もれる

烏賊つるあかり

瞬いては億星をはしり

明日の朝には港に休む





          藍の波

         平成二十五年十二月九日
  1. 2013/12/09(月) 18:44:26|
  2. | コメント:2

 決める

 決める









流れされないと決める

戻れない過去の時間

偲びこんでしきりに

いざなう風の匂いしても

振り返らないと決める

施錠して鍵を棄てて

歩き始めるいまから







          藍の波


         平成二十五年十二月九日
  1. 2013/12/09(月) 01:30:50|
  2. | コメント:2

 風の色

 風の色









さあっとひと筆 風に色を乗せる

ひと吹きはいて 蒼穹に色を重ねる

冬の陽だまり 二人三人五人集い来て

スケッチブックに言葉を添える

描く者 描かれるもの

ゆるり人生をひも解いて

次のページへ誘って風がゆく

冬の陽だまり 人の数だけ色染めて




        ブロ友 ごろぉ氏のスケッチブック展にて



            藍の波
          

           平成二十五年十二月九日
  1. 2013/12/09(月) 00:23:56|
  2. | コメント:0

 背中

 背中








背中を描いている描き人あり

私自身の背中はどうだろうか

夢が弾け散った前屈みの背中

立ち直って今では露の希望を少し

太陽を背負って煌めいているか

碧空の真ん中 絵画展の描き人の作品

こころを結ぶクロッキー

息づかいさえたおやかに




             藍の波

            平成二十五年十二月七日
  1. 2013/12/07(土) 20:57:03|
  2. | コメント:2

 山男紹介 (ブログの友) 

 山男紹介 (ブログの友)







 


友人に山男がいる

いつも自然体で稜線をみる

たんたんと樹林の道を歩き

ひやりとしながら岩場を行く


人の良さを酒が支えている

ホッケを肴に旨い酒

歳は私の半分くらい

ご馳走さまでしたこの場を借りて





              藍の波

             平成二十五年十二月七日
  1. 2013/12/07(土) 08:15:19|
  2. | コメント:4

 海峡

 海峡











もう少し先まで歩けたら

辿りつけないあなたの蒼穹に

白い雲を息にしてせめて

海峡を流れて行きましょか

あなたの胸に貼りついて

あなたの心を感じましょ

歩けない飛んでいけない

星の距離ほどに離れては





          藍の波

         平成二十五年十二月五日
  1. 2013/12/05(木) 10:11:47|
  2. | コメント:0
次のページ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。