鏡に映して

いつも、お読みいただき有難うございます。目を閉じて見えるもの。著作権は私(藍の波及び芦野往人)にあります。掲載内容の変更、および全容の削除などをご了承なく行うことがあります。ご了解をお願いいたします。

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 即興幻想詩

 即興幻想詩









ふと夜更けに目覚め

闇の深さに夜の長さを知る

言葉が弾けまわり

ブラウン運動が始まる

極限をこえて宇宙の先まで

紡いで魅せる即興幻想詩

過去と未来を織り交ぜて

新星誕生と成り得るか





          藍の波


         平成二十五年十月三十一日
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  1. 2013/10/31(木) 04:36:24|
  2. | コメント:0

閃光

 閃光











夜の静寂を切り裂く

心のほころびに光のメス

想いが噴きだす血潮の様に

持て余す想いの棄て場所を

探り当てるか光の帯よ

闇の奥までなめ尽くして

ここに棄てよと 取り敢えず






          藍の波

         平成二十五年十月三十日
  1. 2013/10/30(水) 00:21:59|
  2. | コメント:0

 好きになって

 好きになって











記憶の襞にはらひらり



表になり裏になり



痛む心に堕ちて重なる



臆病な痛さに術はなく



押さえる事の出来ない感情



至福と猜疑心と嫉妬と葛藤



恋に堕ちる事は心の浪費



生きる意味を知る醍醐味









         藍の波



        平成二十五年十月二十九日
  1. 2013/10/29(火) 11:57:37|
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 信に足る者

 信に足る者










雨は蒼穹の哀しみ

透き通った滴に

しょっぱい想いが込められる


信に足る者 心に残れば

生き方をなじる事は無い


いつか雨は海に下り

塩を深海に溶かし

海面から蒸発して心に戻る

信に足るものがあれば

化石になって塩の岩に眠ろうと

億年の時を過ごせると言うもの









           藍の波


          平成二十五年十月二十八日

  1. 2013/10/28(月) 08:32:23|
  2. | コメント:0

 匙一杯の

 匙一杯の




 






薄日さす公孫樹並木

鴨の脚を踏みしめる音

独りには広すぎる蒼穹

独りには深すぎる秋

絵画館の見えるカフェのテラス

珈琲に浮かぶミルクの雲

お砂糖はいくつ?

今は明眸を見る事はかなわない

匙一杯の仕合わせ






        藍の波


      平成二十五年十月二十六日
  1. 2013/10/26(土) 15:39:21|
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 木洩れ日

 木洩れ日










明日が今日になり

僅かな隙間の息継ぎ

季節は中秋を過ぎ

木洩れ日が紅葉の隙間を

散るように降りてくる

確かなものは時の流れ

愛した記憶は揺れながら

木洩れ日の中に息をひそめる






            藍の波


           平成二十五年十月二十六日
  1. 2013/10/26(土) 00:40:30|
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 化粧

 化粧










哭いてみたいときがある

こころの化粧をおとして

素っ裸になって走り回り

泣きわめいてみたい


持っていき場所のないあの日を

優しさでぐるぐる巻きにして

映画の様に式場から君を強奪して

今ほどの詩を書いてやればよかった


何事もなかったように時は過ぎる

秋薔薇は雨の化身

触れ合う事のない哀しみ

化粧しない心に静かに沁みる







                藍の波


               平成二十五年十月二十五日
  1. 2013/10/25(金) 08:38:35|
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 草紅葉

 草紅葉










深まる秋を知る

草紅葉きらめいて

湿原の木道を歩いた記憶


山と渓谷社の古い登山書

本箱の奥から出でてくる

過ぎ去った青春の日々

栞代わりの押し花はらり

あの方の声を聴く想いして

振り返るそらみみ

色褪せず今ここに蘇る






           藍の波


          平成二十五年十月二十四日

  1. 2013/10/24(木) 21:49:08|
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 疑問符

 疑問符











探す度に付けたまま

暗中模索の時空を行く

わたしの疑問符


涙の様に堕ちて行く

わたしの疑問符

再びの感嘆符を捜して







           藍の波

          平成二十五年十月二十四日
  1. 2013/10/24(木) 01:19:57|
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 気楽に

 気楽に








気楽に行けないものか

秋の蒼穹は高すぎて

手を何本継いでも届かない

眼を幾つも重ねたり離したり

焦点を無限大にしても届かない

蒼穹の奥が雲の合間を降りてくる

無垢な子供を抱っこする

雲のクッションに腰を掛けさせて

高い蒼穹を触らせる

忘れないでねこれからも

辛い時にはここにきて

恨みつらみを脱ぎ棄てて

雲に腰を下ろして気を楽に







             藍の波


            平成二十五年十月二十三日
  1. 2013/10/23(水) 08:52:36|
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変りありませんか

 変わりありませんか









気にかかるあなたに

変わりありませんか


悩んでないですか徒に

魔性に魅いられていませんか

生きることに疲れていませんか

病に臥していませんか

背伸し過ぎていませんか


ふうっと一息抜いて

ここで痛んだ羽を休めませんか


気にかかるあなたに

変わりありませんか       







 

       藍の波


        平成二十五年十月二十二日
  1. 2013/10/22(火) 21:52:58|
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 思う

 思う












やり場のない悲しみが

どんなに深くても

逆境の時こそ壁を登る

何年も荒れた涙の激流

脚を取られ流された時

人生を思う

百年も続くわけはない

見事溺れて見せようか

とんと底を蹴って浮かんでやると









           藍の波 

          平成二十五年十月二十二日









  1. 2013/10/22(火) 08:21:23|
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 絵

 絵














珈琲の香りたつ窓辺



君は鉛筆で描いていく



さらさらと白い音をさせて



煙草の煙までも描いている



僕はぼんやり秋を眺めている



言葉を探して君を描いている



これは夢かもしれないふと思う



あの時も言葉を探していた



今は刻まれた時間を辿っている











            藍の波

           平成二十五年十月二十日

  1. 2013/10/21(月) 04:45:35|
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 馬

 馬













蒼穹に映す白樺の

黄に染まる秋深く

八ヶ岳のやま懐に

潜むみずうみのほとり

落葉松の地に住む

草を食む白い馬

静寂の中に融けもせず

幽かに匂う霧の風

馬よなくなよ

霧を乱す白い息

馬よ哭くなよ

気高さゆえの独りなら

みずうみに映る君ありて

みつめる瞳に誰かにる







       藍の波


      平成二十五年十月十九日
  1. 2013/10/20(日) 08:33:53|
  2. | コメント:0

 椅子

 椅子















纏えるだけ纏って

小さな庭の秋に座ってみた

冷たくなった風が囁いて行く


おはよう 目をつむる椅子のあなた

眼を開いて御覧なさいな

蒼穹はすでに幕を開けきって

一面に雲のちぎり絵

動物の顔 花の色うかべて

落ちかけた涙

むかし好きだった人

想い出が辛いものであっても

あなた色に染めて欲しい

時の流れに凝縮されて

きらりひかり秘めるもの


私の心を慰める変哲もない椅子

細い四本の脚で全て受けとめる







           藍の波

          平成二十五年五月一九日

  1. 2013/10/19(土) 06:51:30|
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 葦

 葦











どんな企みも罵りも


知らない振りでやり過ごす



揺れゆれ揺れる葦の旗



金色帯び曳く秋風に



喜哀まじりの移ろいも



細い体で受け流す



命枯れて埋まろうと



こころを踏んで行けば良い







       藍の波

       平成二十五年十月十八日
  1. 2013/10/18(金) 09:46:50|
  2. | コメント:1

 あなたの街

 あなたの街












あなたが生まれたそれだけで

あなたが育ったそれだけで

あなたが其処にいるだけで

それだけで十分に美しい街

歴史の残る小路をぬけて

詩人の愛したあの川に沿って

あなたの街の懐かしく

青春の心音が今も聞こえる街







             藍の街

            平成二十五年十月十七日
  1. 2013/10/17(木) 02:14:06|
  2. | コメント:0

 枯れない花

 枯れない花











有ろうはず無い花を訪ねて歩く

季節は急ぎ足で私を追い抜く

心の準備も出来ないままに

すじ雲は晩秋を告げる

蒼穹を裂いて行く鳥の

何処に消える何時の間に

季節変わりの声のこし

枯れてこそ花は実を結ぶと





          藍の波


         平成二十五年十月十七日
  1. 2013/10/17(木) 01:31:43|
  2. | コメント:0

 水切石

 水切石













跳ねて行け明日をめがけて

ただひたすら水面を叩け

止まれば命運はそこで尽きる

手元はなれた時からのきまり

見事乗り越えて明日に届け

振り返るなど無駄なこと

過去の栄光が何になる

水切石の一途な軌跡をみよ





           
            藍の波


           平成二十五年十月十六日


  1. 2013/10/16(水) 00:13:53|
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 蝶番

 蝶番










開けば錆びた音する古扉

油をくれにひとりくる

古い記憶が蒼穹に溶けて行く

錆びた蝶番に油をくれる

想い溢れてギギーと泣く

呻いて迎える想い人

時の流れにかすみゆく

抱ききれない藍の波









ainonami


       平成二十五年十月十五日
  1. 2013/10/15(火) 19:51:54|
  2. | コメント:0

 まぼろし

 まぼろし










一万年たって咲にくる

想いの深き花ありて

まぼろしの花と人の言う

出逢いの風に揺れている

哀しや嬉しや 秋なかば

想いの深き花さきて





           愛の波


          平成二十五年十月十四日
  1. 2013/10/14(月) 21:10:18|
  2. | コメント:0

 此の時間

 此の時間











夜が明ける確信

飛び回る妖精たち

朝色を街に付けて行く

こんな時間 ボウとして

背中に寒さを感じている

昨日と今日の境界線を渡り

流れの中の今を感じて

直ぐに訪れる事象を待っている






             藍の波


           平成二十五年十月十三日

  1. 2013/10/13(日) 06:06:07|
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 慟哭の時

 慟哭の時











こらえきれない時

私は声を上げて哭いた

何か月も何年も哭いた

哭いても哭いても涙が出た

哭くしか出来なかった

哭いて自分に目をつむった

思いっきり自分を甘えさせた

数えられないほどの時が過ぎた

それで良かったと今は思っている





              藍の波

              平成二十五年十月十二日
  1. 2013/10/12(土) 00:23:40|
  2. | コメント:4

 雲の行方

 雲の行方













一葉おちて箒雲の風のあと

心まで掃き清められるのか

絡み着いた時間が流れ出す

留めたい想いが流れ出す

無垢な自分になれる筈

綺麗ごとなど言える訳もなく

ただ雲の行方に手をかざす

また一葉おちて蒼空の窓を開く

さあ雲に乗って飛んでみようか 




           藍の波

           平成二十五年十月十日


  1. 2013/10/10(木) 00:54:54|
  2. | コメント:2

 匂い花

 匂い花













あなたを運ぶ匂い花


私のもとに流れくる


気高き人よ此処にきて


匂い纏えよ孤高の峰よ


安易な言葉に惑わずに


孤独の寂しさに耐えてこそ


月の光を弾くものぞ


真理に触れる匂い花











        藍の波



       平成二十五年十月八日


  1. 2013/10/08(火) 20:52:52|
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 深秋

 深秋














秋の便りは色つき切手

森の狐はぺろりと舐めて

里のお山の姉ちゃんに

冬が近いと知らせます

黄色い手紙は虫食いで

穴から碧い蒼穹が覗きます

みんな みんな元気かな

変わりはないかと声かけて







           藍の波

          平成二十五年十月八日
  1. 2013/10/08(火) 08:57:18|
  2. | コメント:0

 ワルツ

 ワルツ












赤い手袋を脱ぎ捨てたのだあれ

黄色いシャツの脱ぎ散らかし

歩道をザクザク染め重ねて

お気に入りの天使の服が散る

すだく虫の音の憩うところ

天使がワルツを踊るよ

腕を組んで僕たちも踊るよ






             藍の波



            平成二十五年十月七日
  1. 2013/10/07(月) 18:30:31|
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 残し言葉

 残し言葉












いつの間にか重ねたくちびる

キスの仕方も解らないまま

君が口いっぱいに広がる

息苦しいくらい君を抱きしめ

吐息で雲を包んだ

狂おしく唇をもとめながら

別れるしかなかった若さ

君の残し言葉は ごめんなさい

今も耳から離れない残し言葉 





            藍の波

           平成二十五年十月七日
  1. 2013/10/07(月) 00:08:28|
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 不思議な花

 不思議な花













雲の隙間から降りてくる

きっとそうに違いない

蒼穹に溶けそうな花のたね

この季節 瞳の中に芽を出して

透明な形のない花

哀しければそのように

嬉しければそのように

ひらひらと秋をひと時






          藍の波

         平成二十五年十月四日
  1. 2013/10/04(金) 23:43:38|
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私を少しだけ

私を少しだけ












人一倍さびしがり屋で

直ぐ感激し涙を流す

生きていることが好きで

此の世は刺激的

歩いたり駈けたり躓いたり

不器用でもいい

野心をもつほど頭はない

風が吹けば何処へでも飛んでいく






              藍の波


             平成二十五年十月三日
  1. 2013/10/03(木) 07:07:42|
  2. | コメント:0
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