鏡に映して

いつも、お読みいただき有難うございます。目を閉じて見えるもの。著作権は私(藍の波及び芦野往人)にあります。掲載内容の変更、および全容の削除などをご了承なく行うことがあります。ご了解をお願いいたします。

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妖精のおなら

妖精のおなら




妖精の色つきおなら

恥ずかしげに羽音忍ばせ

赤い妖精       

碧い妖精

くちびるの虹の露

春のはなびら染めていく






           藍の波
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  1. 2013/03/29(金) 21:20:42|
  2. | コメント:0

春来たりて

春来たりて


半むらさきの朝

月の始めを呼ぶ篠笛

春の音を探す人


春は仕覆のなか

密やかに花折り紙


春は花の野点間近

湯気にとける篠笛









   ご心配おかけしました。

   なんとかPCにむかえるまでに回復しました。

   まだ本調子には程遠く、様子を見ながら詩作できたらと思っています。



       藍の波
  1. 2013/03/29(金) 10:28:51|
  2. | コメント:0

お詫び

いつもお読みにきて下さる皆様にお詫びいたします。


先日来風邪をこじらせひどい目に合っています。
39度の発熱、腰が抜けて座ることもかなわず、ひっくりかえる有様。
救急車で病院へ。未だ完治していません。

まさに報道は桜一色。
庭の薔薇の新芽も蒼空に伸び、命を弾いています。
テレビに映し出される桜の地。
千鳥ヶ淵やら上野やら中目黒の地にあわせて。
昔見た熊本城のさくら。
まだ雪の残る北国、金沢の桜、角館のさくら等の数えきれない桜の地。

私は独り窓に映して想いを馳せています

飛び舞う天使が振り撒く贈り物「春」
無為に過ごすことの無念さ、どうかご理解ください。
治るまであと数日お休みいたします。
復帰しましたら、今まで同様の応援をお願いいたします。

皆様もお風邪など召しませんようにご自愛ください。



                  藍の波

                  平成25年3月26日







  1. 2013/03/26(火) 02:00:58|
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 薔薇待ち

 薔薇待ち






新芽の一つ一つに挨拶

春風の鏝が若葉の皴を伸ばす

元気に伸びて花を付けよ

棘の中に蕾よ育て

薔薇をめでる人はなくとも

淋しい春は巡りるものを

薔薇のつゆ弾く爪の白さよ





            碧い波


            平成二十五年三月二十一日
  1. 2013/03/21(木) 08:25:23|
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 さくら

 さくら







大好きで大嫌いな春

高々六〇回のさくら

感慨もない別れのそぞろ歩き

散ればよし

風の赴くまま

葛藤の空を何回とんだ

忘れ得ぬ人のもとへ

一つの命の終焉を伝えよ




            藍の波


            平成25年3月20日





     南亭さまの一文と重なるところがあります。
     私の中で温めてきたものですのでご了承ください。
  1. 2013/03/20(水) 08:08:16|
  2. | コメント:0

 奇跡の朝

 奇跡の朝





眠れぬ夜は長すぎる

CDを繰り返し聴く

贈られたショパン

ただ音だけを迎え入れ

微睡み目覚め微睡む

奇跡の朝がやってくる




            
            藍の波



  1. 2013/03/19(火) 10:42:53|
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 報われるとき

 報われるとき







沈黙の夜は去り

抱きしめられる無垢な心

香しいシャブリ含んで

口移しの悦びを分かつ

報われるとき間近

闇の窓をあけ放つものあり

幾本のひかりに導かれて







           藍の波



  1. 2013/03/19(火) 10:38:03|
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白木蓮

白木蓮







夜に咲いて浮かぶ白木蓮

合わせた手のひらを静寂に向けて

あなたに囁きかけるように

ため息に似た笑みを浮かべる

気まぐれの夜はさらに深く

闇をまとう木立影

哀しみを予感していたかの様に

むかし額に納めた恋の傷痕

闇に浮かびくる白木蓮






                    藍の波

                    平成25年3月16日
  1. 2013/03/16(土) 21:06:14|
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幻の舟

幻の舟


旅の終り近くに

幻の舟がそっとこぎ出す

一本マストに闇の帆が絡んで

航海灯を消そうとしている

幻の海に夜光虫ゆらめいて

天の川をさかのぼる

掬い上げる幻の舟の行方






           藍の波

       平成二十五年三月十六日
  1. 2013/03/16(土) 00:27:11|
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 気配

 気配


匂いの主問うて夢見心地

青みを帯びたひかり

幽かな揺らぎを拾い

来る人の気配を知る

匂いの主は歩みを止め

微かな寝息を確かめている




            藍の波
  1. 2013/03/14(木) 17:19:39|
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迷い春

迷い春








強くあれ

行き場を失ったものよ

白木蓮のように耐えて

時を健気に紡いできた

誇りを胸に抱いて


強くあれ

私の内なるもの

闇の中に泣き叫ぶ蝶

迷い春ひらはらと

仕合わせを淡々と織りこんで






          藍の波
  1. 2013/03/14(木) 16:52:08|
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薔薇の雨

薔薇の雨






薔薇が日々芽吹いている

花を待たず人はかけていく

突然の雨が追いかけて

木立の影を緩める

哀しみが落ちてくる天

一粒受けて途惑い

二粒受けて寂寞の中

大切なのは薔薇を愛しむこと

薔薇の雨を信じて





          藍の波

          平成25年3月14日
  1. 2013/03/14(木) 05:27:42|
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魔性

魔性





限りなく藍に堕ち

身をゆだね堕ちてゆく

価値あるものは色を失い

藍を深くしていく

私の中の魔性よ

偽善の心食んで

情を超えた真の淵に

本当の自分を見せよ






         藍の波
  1. 2013/03/12(火) 10:02:26|
  2. | コメント:0

確信の海へ   ~ブル-ム-ン~

確信の海へ   ~ブル-ム-ン~


不安の波から確信の海へ

年月をかけた手作りの帆

煤焼けたブリキ缶

羊の皮の水筒と

磨き上げた真鍮のスト-ブ

ランタンホヤに息をふく

夜の船出は月まかせ

ブル-ム-ンを帆に孕む






          藍の波



  1. 2013/03/12(火) 04:27:16|
  2. | コメント:0

 謳う

 謳う






シャンソンが私を詠う

巡りあいを温めて謳う

全ての時間が凝縮して

何処までも墜ちて

密やかにはじけていく

いのちの出逢いを辿って






              藍の波
  1. 2013/03/12(火) 00:22:40|
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梅のころ

梅のころ




湯島の階段に駒下駄の音

梅の匂い絡めて転がりゆく

屋台の明かり夕暮れ

綿菓子を溶かし込む

梅の花びらのそぞろに歩く


湯島の梅は飛ばぬのか

大宰府まではいけぬのか

さよなら言えずに慕い咲く

湯島の坂に零れ咲く




          藍の波

          平成25年3月9日

  1. 2013/03/09(土) 16:35:24|
  2. | コメント:0

想い花

 想い花




時空の向こうに咲く花は

手折れば枯れる想い花

手繰り寄せる術もなく

沖に流れてゆくものを


時空の果てに咲く花は

愛憎合わせた想い花

時をさかのぼる舟もなく

遠いかの地に想いを馳せる


時空を超えても咲く花は

手折れば枯れる想い花

騒ぐ心を無音に溶かし

生きた証とするものを





           藍の波


  1. 2013/03/09(土) 07:29:47|
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釘煮

釘煮





花の咲く前のこの季節

今年も神戸から届いた情け

旧友の妻の手になる釘煮

人の情けが程よく絡まって


噛みしめる友の有難さ


問うことも訪われることもなく

歳月は過ぎていった

覚えてくれていることが嬉しい

友のいることの有難き






          藍の波

          平成25年3月8日


  1. 2013/03/08(金) 17:14:27|
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朝陽に透けて薔薇の芽の欠伸

たどたどしい春の誘いの言葉

待てもせず薄目を開けてみる

満ちてくるひかりの波の予感

花の弾ける音が聞こえてくる

隠れた季節が顕か(あきらか)になる朝





            藍の波



                 
  1. 2013/03/08(金) 00:38:33|
  2. | コメント:0

蓮華

蓮華







石の上に上着を敷いて

かぎられた時間を見つめている

ゆるされた空間は鏡のようで

春の風が万華鏡をめぐる

色のない走馬灯

夥しいひかりの矢が飛んでいく

れんげ畑の髪飾り






           藍の波


  1. 2013/03/07(木) 07:26:22|
  2. | コメント:0

月おもて

 月おもて




満月に花を挿す

微かに揺れる月おもて

薔薇の香りに水をはる

幾千の時にふれる

変わらぬ風情の営みに

涙の堕ちる月をみて




           藍の波






  1. 2013/03/06(水) 07:22:26|
  2. | コメント:0

海鼠

海鼠








ひかりが緩んでいる

のそり欠伸の波たち

春の訪れに体を伸ばして

ほっと息をしてみる

海鼠のこころがふわり

一つ放し 二つ流し

緩んだひかりが降ってくる






            藍の波

            平成25年3月5日


  1. 2013/03/05(火) 10:43:16|
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彫像

彫像







時をとどめる女の彫像

空間に移植される確かな息使い

生きることの哀しみ

受容する運命の静寂

刻々の陰影を淡々と映し

かくあれと心に堕している





         彫刻家、水嶋様のブログで彫像写真を拝見して

      

         藍の波

         平成25年3月3日

  1. 2013/03/03(日) 12:06:46|
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あなた

あなた






ねえ あなた

こんなに風の強い夜

遣り切れなくて走り回るのね

声にならない呻きをあげて


ねえ あなた

こんなに苦しい夜

あなたの詩集を手にしても

文字が白すぎて読めません


ねえ あなた

あなたの詩集を抱きしめても

わたしを重ねはできないの

過去を掘り返すことはできないの


ねえ あなた

紛れもない私の詩人

詩集からあなたが舞ってきて

雪の様に降り積もる


ねえ あなた

忘れられる訳ないでしょ

あなたが雪に埋もれて消えたとしても

詩集をおくられた女であることを




              藍の波

               平成25年3月1日



  1. 2013/03/01(金) 23:51:20|
  2. | コメント:0
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