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鏡に映して・分水嶺に咲く花

いつも、お読みいただき有難うございます。目を閉じて見えるもの。著作権は私(阜可 忠:藍の波及び芦野往人)にあります。掲載内容の変更、および全容の削除などをご了承なく行うことがあります。ご了解をお願いいたします。

冬の海賊 #55

僕は粗忽な海賊家

手下5人と母ちゃんと

7人ばかりの家内海賊

国の周りをこつこつ回る

冬は南国沖縄の浜辺のあたり

こつこつ魚釣り

夏の貯金で食いつなぐ

少し惨めな海賊稼業

偶に綺麗な母ちゃんの

尻にせかされ沈船探し

時に秘密の沈潜作業


宋の壺を探し当て

捕らぬ狸の皮算用

宋の壺を鑑定団で見て貰おう

職業堂々海賊家

着いた価格が国宝クラス

これは売れる1億円

その日の夜は眠れず

京都の骨董屋夢で見る

骨董親父は顔をよこにふる

何軒回るが同じ事

着いたところは博物館

あれこれ聞かれ草臥れ儲け

壺は埋設文化財

後日お礼は200万

その夜は新京極で

泣き面ビールーで前祝い

翌日母ちゃんの電話で急かされて

沖縄の海に帰ります

美人のかあちゃん慰めて

私が船長の宝じゃないの

私の宝は船長よ

船長すっかりえびす顔

手下はデッキで拍手した

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  1. 2009/04/30(木) 22:02:25|
  2. 出逢いの時
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沢ガニに

やはらかに 心添わせし 沢ガニに

     負わして分かつ 想いかたひら

  1. 2009/04/30(木) 13:06:42|
  2. 出逢いの時
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友を待つ

 友を待つ


友はすでに目覚め

あたはたと忙しくしている

友というには斜めに走る

夥しくもてる知性と教養

卓抜した表現

つきぬ好奇心で斜めに走る

尊敬と言うには恐れというか

フンと笑って斜めに走る

もう訪れることのない

平凡な僕の詩に

君の好奇心は薄れ

もうここには来ないかも知れない

恐れと言うには尊敬というか

髪に何もかもまきいれて

斜めでもいい

この部屋を駆け抜けて欲しい

君を待つ君を待つ

フンと君の声がした

  1. 2009/04/30(木) 07:42:48|
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気配

 気配


ふと気配を感じて

四方をみる

見えないのは背中

いたずら妖精

ふりむけば気配だけ

何も言わず

迷う時間を

楽しんでいる

ふと貴女の気配

  1. 2009/04/30(木) 07:27:20|
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初夏一服

 初夏一服
  


初夏を迎えて

新茶がきた

一服いただいて

初夏の朝を体の隅々まで

心音のなみにのろり

胃の腑に降りた

ゆるりくつろぐ

あなたに誰も気づかず

昨夜のゆめと

今日の風の行方を

語っている

ニュースは新しいウイルスの

憂いを伝えている

風はいま行く先を迷っている

一服して暫し留めよう

今の平穏を貴女と話そう

貴女を誰も知らない

僕も知らない

  1. 2009/04/30(木) 07:18:56|
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けむり #50

 けむり 


泣く男はきらいだ

さらりといって君は

煙を空に噴く

泣くのは二親を失った時だけ

煙を空にふく君


煙にすべてを預け

煙を吐き続けている

吐き出される君の

ピサの斜塔のような

悲しみに触れれば

泣かずにはいられない

性の別なく

泣いて良いのだ

のたうつ君に

泣くことしか術はない

  1. 2009/04/30(木) 06:32:34|
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黄色い雪

 黄色い雪


偽りの笑顔でなく

本当の笑顔でなく

とりあえず笑ってみよう

笑える事のない

砂漠に降る黄色い雪

人にしみるでなく

黄色い大きな花

不思議に溶けもせず

つもりもせず

風を、時を黄色く染める

笑えるだろうか

恐ろしさに怯える砂漠の民に

しかし黄色い花を

つみ取らなければならない

唯一の術をもって

偽りの笑いでも

真の笑いでも

とりあえず笑うことが

今は唯一の術

  1. 2009/04/30(木) 06:17:31|
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登美日

 登美日


登る坂の街並みに

美しい朝が訪れて

日のひかりが溢れ出す


お早う、お花よ、お花たち

今朝の当番どこにいる

東のおそらでやすんでる

わすれていいのよ

忘れなさい

お花をささげた

人はこぬ

偲ぶ時間を上げましょう

待ってて下さい涙を拭いて

一日の旅を終えるまで


登る山間の夕暮れに

美しく二つ千切れ雲

日が真っ赤にそめるまで

  1. 2009/04/29(水) 09:27:59|
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昔日

 昔日



愛せない

もうこれ以上

40年は一秒にも満たない一瞬

一瞬の半分の時間のずれが

40年以上に渡る暗い思慕に変えてしまった

気の遠くなるような秒針の音

あなたの今はみえて来ないが

今日も日がな恐ろしい夜を待っている


愛せない

この失った時間を取り返してもらっても

貴女は今も若いまま

老いた私の背中を見つめてる

憐ぴんの眼差しは

昔を連れてくるでなく

愛せない

もう二人で愛せない

  1. 2009/04/29(水) 09:03:09|
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全裸の君

 全裸の君


君の肌をみたい

全裸の君をみたい

何の野心もなく

真の君をみてみたい

君はほほを染めて

僕の前に白い肌をさらし

片足を少し傾け僕の前に立ち

ありがとうと言う

愛しい人

僕の背中に乳房を押しつけ

愛しい人という

あたたかい涙が

キャンバスに愛を刻んでいった

  1. 2009/04/29(水) 07:25:51|
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薔薇一輪 #45

 薔薇一輪


急ぐが良い

貴女が目覚めて飛び立つ前に

小鳥が貴女を誘惑する前に

届けるのだ

たった一輪の薔薇でも

貴女の胸を飾るでしょう

急ぐが良い

目覚めていたら

窓辺に詩を添えて

窓のガラスに色さして

  1. 2009/04/29(水) 07:13:10|
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硬筆の牧水

 硬筆の牧水


貴女に会いに行こう

牧水の詩を大切に

硬筆の額の中

しなやかに ゆらたう

牧水の詩

酒はなくとも

この喧噪を避けて

貴女に会いに行こう

  1. 2009/04/29(水) 06:27:15|
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朝の港

 朝の港



仮面舞踏会はとうに幕がおり

今は夜を推敲した朝にある

仮面を外して興奮に目薬を

開き切った大胆な瞳に

鴉の群れにさよならして

束の間の眠りにつくが良い


街のあちこちに朝の音がする

街のあちこちに朝の色が充ちてくる

おはよう

これから始まる今日という一日

目覚めたことに感謝して

昨日灯りぽつぽつ薄暮の港

朝の光でみてみよう

急がないと鴉のマントに

隠されてしまう迄の僅かな時間

朝の生まれたばかりの

赤ん坊が泣き出す前に

光に満ちた港の波に

会いにいってみましょう

  1. 2009/04/29(水) 06:17:56|
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    糧


微かな霞が流れて

言葉が星雲のように回り

主題に収斂していく

見えない光までも集めて

こころを充していく

溢れ滴る言葉の泉

すでにセンチメンタルを超え

田に注ぎ込み

小さな田螺にまで糧を与えよう

あるものは高山に登り

修験者の無に注ぐであろう

あるものは富士に落ち

柿田川の湧水となり

澄んだ瞳を満たすだろう

澱むことなく登れよ

澱むことなく下れよ

人のこころの故郷になれ

人の心の渇きを止める

水となれ

渇きを止める水となれ

  1. 2009/04/29(水) 00:50:45|
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剣となって

 剣となって



もう詩は書けない

こんなに悲しい想いを抱いて

お前はいきなり僕の前に現れて

大きなスーツケースのから零れそうな悲しみを

置いていったお前の後ろ姿の

丸い小さな肩を想えばもう書けない

俺の遠い悲しさなんてユーモアに過ぎない

お前の氷の刃を見た以上、詩を書けようか

書くのだ書いて貰いたい

お前は半泣きの顔で言うだろう

そして虚ろな洞窟に俺を誘い

倅を頼むと言うだろう

寄る辺なき倅の行く末を見てくれと

俺はお前に誓おう倅を守って見せると

倅は健気にお前を精神を盾にして

生きていくだろうが

俺は倅の剣となろう

守るべき倅の手を繋ぎ

俺は倅の剣となろう

おまえは虚ろな明眸に

涙を一筋光のように天にながした

解ったお前と倅のために

詩を書き続けて行ってみよう

詩をかいてお前の墓名碑として刻みこもう

瑠璃色の花でお前をかざりお前の倅に伝えよう

この花がお前の父親の好きな花なのだと

枯れない花に何時も俺の詩を添えて

何時何時までも伝えよう。

  1. 2009/04/28(火) 20:56:01|
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鎮魂歌 #40

 鎮魂歌



もう詩は書けない

こんな想いを抱いて書けない

お前が突然現れてから

大きなトランクから零れる悲しみを知った時から

俺の小さな部屋に置いて行った時から

お前の無念さや悲しみからしたら

俺の遠い失恋詩など洒落ののようなもの

どうして詩など書けようか

お前は虚ろな明眸で寂しく笑った

寄る辺ない倅を見守って欲しい

俺は深いお前の瞳の中に

いい知れない悲しみを見た

俺の手を握ったお前の指の細さに

俺は倅を守ることを誓った

お前はがらんとした目で俺をみて

詩は絶対に続けて欲しい

お前のがらんとした目から

涙が天に向かって流れていった

倅はお前の精神を盾に健気に生きているが

俺は剣となってなって倅を守ってみせる

お前は不器用に頭を何度も下げた

大きな目から大きな涙がいくつも転がっていった

詩を書いてくれ俺の墓名碑に刻んでくれ

痛む体を傾けて来た道を引き返していった

俺は送る事も出来ず後ろ姿を見ていた

詩作を続けようお前のためにお前の倅のために

俺自身ののために詩作をしよう

お前の墓名碑に刻む詩を

瑠璃色の花束をそえて

お前の倅と一緒にお前を訪れよう

お前の倅にこの花が

お前とお前の父の花だと伝えよう

お前とお前の父の花だと伝えて行こう 

この鎮魂歌をお前に捧げよう

  1. 2009/04/28(火) 19:43:43|
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忘れ物

 忘れ物



店を開いた初めての日

一番のお客様

奥の檸檬取り上げて

なんて佳いかおり

かおりを一つ頂くわ

風のとびらのすきまから

サーと乗り込んだお客さま

もしー忘れ物


次の日もその次の日も

檸檬重ねて待ってます

檸檬が重なり傾ぐほど

空が斜めに見えました

開店したばかりの

一番目のお客様

忘れたハンカチ檸檬いろ

  1. 2009/04/28(火) 09:49:27|
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貴女は今

 
 貴女は今


貴女の物語を読んでいると

遠い過去の貴女の言葉を想い出す

忘れることの出来ない言葉が

次の言葉を連れてきて

様々な仕草を浮べてよこす

嫉妬で短い逢瀬を悔やんだ事もある

愛しくて何度も後ろから

貴女の乳房に触れたことだろう

心を僕に預けて崩れた貴女

あなたをまもりきれない若さ

わびてばかりいて

貴女に跪いても尚

若すぎる僕は全てを

貴女の全てを与えられることはなかった

といえば貴女は悲しそうに
 
眸をくもらせじっと見つめるだろう

僕の小さな目に

澄んだ瞳をやきつけて

にっこりと笑った

わたしは今にここにいる

夢になってもここにくる

  1. 2009/04/28(火) 05:41:06|
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ひとみ

 ひとみ

瞳の奥に潜むもの

瞳孔を大きくしなくても

その心の悲しみが見える

なみだは直ぐそこまできて

登場の機会をねらっている

価値あるものはいつも

失ってわかるもの

価値の大きさは

こころの奥に潜んで

ひっそりと貴女の

ふるえを見つめている

傷つきやすい心のふるえ

ふるえればふれるほど

驚くほど大きな涙となる

いまにもあふれそうになる

  1. 2009/04/28(火) 05:15:53|
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想いを

 想いを



限りない想いを

なげいたとしても
 
はらはらとこぼれて

また小さな胸につもるだけ

重なりかさなりつもるだけ


あたらしい想いをつたえる

時間はどのくらいあるのか

知っている様で知らないから

かぎりないしがらみが

あふれてしまわないうちに

嘆くのはやめよう

ためいきはやめて

あなたに

新しい想いをつたえよう

  1. 2009/04/28(火) 04:57:39|
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大海の小舟 #35

 大海の小舟



もしはいらない

ただひたすら我に跪き

我に命を預けて

大海ををこぎゆけば良い

月の細いよる

誰にも知られず行けばよい

たたみ一枚ほどの舟で良い

お前の好きな詩を

短いマストに掲げ

月の細いよる

人知れずゆくがよい

いまだすてられぬ思いの丈は

詰めるだけ詰めて

小舟にのせて

流れていくが良い

ゆきさきを小舟に

問うてはならない

尋ねたときに小舟は

冥王星のかなたに

しずむであろう

いまはただ我に跪くのだ

我に命を預け

月の細い夜

大海にこぎ出していくのだ

ほそいかいを操ることはない

つきのひかりを

みださぬように息を整え

すべてをまかせ大海を行くが良い

  1. 2009/04/28(火) 04:42:22|
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遙か向こうに

 遙か向うに



あの線路を越えた。

街に何かある。

さらに越えた街にある。

あるいは橋を越えたら

坂を越えたら

峠を越えて山を越えたら

何かがきっとある。

希望に充ちる虹がある。

僕は歩き歩き つづける。

やっと着いた虹の街。

虹が大きく僕をまたいでる。

虹を越えたら何がある。

虹を越えてみえるもの。

大きな海が見えるだけ。

越えたとたんに虹も消え。

街の灯りが見えるだけ。

遠くに烏賊つる舟が見えるだけ。

超えた僕が見えるだけ。

  1. 2009/04/27(月) 21:34:44|
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残された時間

  残された時間


雲が頭上を通り過ぎていく。

少し休んで詩の話でもしませんか

入れ立てのコーヒーで誘っても

うん、うん、というばかり

作り笑いで通り過ぎていく


雲の詩を書く人がいる

君に寄ってはいられない

雲は曇り顔して

コーヒーの香りだけ

作法を教えて過ぎていく



解って欲しい

わたしの残った時間

わたしが話したいのはしのせかい

あちらの窓こちらの窓

佇む人の詩に

わたしの足跡も残したい



わたしの時間がある限り

詩に想いを託したい

残った時間の端までも

あなたの色でそめましょう

だから逃げずに居て欲しい

詩の色少し分けて下さいな

  1. 2009/04/27(月) 08:27:16|
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北へ

 北へ


花を北のまちへ

せわしなく走り回る風

南国はジワーと夏の風

急がないと花が届かない

宅急便や郵便や

在来線にまでも頼み込み

風が花を運んでる

北の街へ届けてる

あなたのとこへ届けてる

せわしく走り回って届けてる

小さな子供やお母さん

貴女の胸にも届きます

  1. 2009/04/27(月) 06:55:28|
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真理

 真理



今が今で無くなるとき

今の今が始まる

こんな連続が五十億年も続いて

その氷のように研ぎ澄まされた

時の先端に君はたっている。

時は一本の刃のように

稜線をつないでい君を誘うが

その行くところは解らない



ただ一つ確実なことは

生をつないで死に至る生の営み

その先は子どもたちが旅をする

それが何億年続くのか

だれも知らない

学会が時を解き明かそうと時を使って

証明を試みても真理は闇の中



確実なのは

生物の一つの種が数億年続くことは無い事

まして癌のように地球表面を侵し

侵し暴れる人類に続く未来などない

五十億歳の地球が二百五十億年のち

巨大な太陽の口に呑み込まれ素粒子に変わり

その太陽さえ空間に素粒子を放ち命を終える

素粒子は新しい星の糧となる

地球を食い潰した人類の末裔に何があろう

真理さえそこには陰さえもない




意味はないのだ

全ての物に全ての生物に

あるとしたら唯存在するだけのもの

夢や思いやりを糧とするもの

空しいが求めて止まない愛

ちいさなちいさな様々な形の愛

愛のみが全てを包括する唯一の物

人類の寄りかかる唯一の術

刃の上を行く旅人のように

今の今を繋いでいくのだ。

  1. 2009/04/26(日) 22:17:12|
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今が良い #30

  今が良い

早朝おとずれた人の言う

心の闇が溶け去るような

ソフトクリームのようなくちあたり

いや、直ぐに溶けないマシュマロ感

消しゴムはいらない

闇をとけさる光のような

今が良い

忘れてました美しい言葉

何度繰り返しても良い言葉





チータさん素晴らしい言葉ありがとう

  1. 2009/04/26(日) 10:09:06|
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出会えたら

 出会えたら



もし誰も来なかったら

もし誰とも話せなかったら

もし誰もいなければ

辛い心はいりません

慕う想いはいりません


遠い宇宙の星でさえ

想いを馳せる人がいる

あなたと出会う人がいる

今度は巡り会い逃さない

もし誰かと出会るならば

伝える言葉の準備しときましょう

それまで心の奥に大切に

  1. 2009/04/26(日) 09:16:29|
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 朝


独りよがりの夜があけて

おはよう、おはよう軒すずめ

起きろ、おきろは鵯夫婦

おきろォおーおきろォおーみんな聞け

事件を告げるお喋り鴉

今日もこのこの娘の窓あいた

よかった、よかった生きていた

昨日の事件は忘れろと

みんなで、わわあ、わわあと叫んでる

はとが、苦九九苦九九と落とし物

あなたそれしか言云えないの

わたしこころが飢えてんの

ひとりぽっちに慣れてるけれど

夜は寂しく歩けない

おひさま、にっこり光の衣

わたしのとこにきなさいな

みんなもそーだそーだの大合唱

下町元気になりました

  1. 2009/04/26(日) 08:47:56|
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土星の輪

 土星の輪


可能性は何処

子供の時の沢山の可能性は

何処へ蒸発していった

レンゲ畑の堆肥となって

一面レンゲの花に変るなら

恋人の胸にかけましょう


可能性は何処

忘れたなんて言わせない

子供に託したなんて言わせない

月の光に預けたならば

土星の輪っかに変るなら

ペンダントトップ贈ります


土星の輪っかは彼方の可能性

丁寧に並べて蒔いたなら

一重二重、輪が増えて

あなたの夜空かざりましょう

あなたの悲しみ分けましょう

みんなに希望おくります

  1. 2009/04/25(土) 22:49:28|
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再生

 再生

何故ここにいるのか
お前は誰なのだ

成層圏へ旅だったのではないのか
何故ここにいるのか

太陽の熱光に焼かれもせず
月の光に乗ってきたのか
あの晩遅く夢の中
はらはらと落ちてきたのか

しらす台地の微粒子とあそび
音のない音に乗って
この街に帰ってきたのか

何故ここにいるのか
形も重量もなく
心に積もり癒しに来たのか

何故ここにいるのか
お前は何者なのか

  1. 2009/04/25(土) 05:36:39|
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