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鏡に映して・分水嶺に咲く花

いつも、お読みいただき有難うございます。目を閉じて見えるもの。著作権は私(阜可 忠:藍の波及び芦野往人)にあります。掲載内容の変更、および全容の削除などをご了承なく行うことがあります。ご了解をお願いいたします。

愛の夢

愛の夢





その場にいなくても

五感に響くものがある

フジコ・ヘミングさんのピアノ

ふと耳にした愛の夢

私のこころを静かにゆする

詩の言葉を探すまもなく

その奥深い世界に酔う ただ




阜可 忠

令和元年十月十五日
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  1. 2019/10/15(火) 08:11:09|
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緑地公園の秋

緑地公園の秋








子供達が駆けまわっている

自転車を木陰において

二組に別れサッカーに夢中

病院脇の緑地公園の中の小路

駅に向かって老人が歩いていく

お日様はそれはそれは優しくて

子供達に応援の声をかける

病院帰りの老人の背中を抱いている





阜可 忠

令和元年十月十三日
  1. 2019/10/13(日) 17:49:15|
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秋の夜雨

秋の夜雨





秋の夜雨はこころに沁みる

想いの一つ一つがしとどに濡れて

残り葉つたいに落ちていく

微かに落ち葉を叩く音がする







阜可 忠

令和元年十月八日
  1. 2019/10/08(火) 02:03:56|
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言葉無く

言葉無く




あなたに仁田峠を見せたかったと

君は何度もそういって哭いた


実現することは無く

君との旅は終わり

立田山に言葉少なに肩を並べ

君の指先の 白川の向こうの

遠く暮れていく阿蘇を眺めていた


その日の夜行列車で僕は帰る

車窓を過ぎる街灯り朧に

夢の一切が消えて行く

もう二度と逢えないだろう

胸に墜ちる筈もない言葉が

鋭く何時までも刺さり続ける


縁あって出逢った

縁なくして別れた

そう 埒もない唯の戯れ話





阜可 忠

令和元年十月朔日
  1. 2019/10/01(火) 22:47:52|
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河口の秋

河口の秋




河口を塞ぐ入道雲が

いつの間にか消えて行く

ほうき雲に掃き清められ

蒼空を水面に映す秋となる


河口の秋は水面に流れていく

葡萄の酒の夕暮れまぢか 

想いを重ねる人ありて

明日の空さえ染めていく



阜可 忠

令和元年九月三十日
  1. 2019/09/30(月) 22:21:28|
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